引っ越しの当日の流れ~当日バタバタしないために!

引っ越しはやることが多く、業者が来てから、あれできていない・これ忘れている!なんてこと、たくさんありますよね?引っ越し当日にバタバタ慌てないために、今回は引っ越し当日の流れや注意点について、説明いたします。

どれくらい引っ越しに時間がかかるの?

引っ越し

梱包に時間のかかる荷物があったり、搬入に時間がかかる荷物があったり、荷物量が多い場合はその限りではありませんが、旧居での荷物の運び出し、新居への運び入れにかかる時間の目安はそれぞれ、荷物の少ない単身者で30分~1時間、家族で1.5時間~です。荷物が多ければ、多いほど作業時間は延びていきます。住んでいるところが高層階のマンションであれば、エレベーターを使って運搬をするので、余計に時間はかかります。

荷物の搬入出の時間と今の住居から新しい住居までの時間を足したら、だいたいの引っ越しにかかる時間が計算できます。実際は予想外のことが起こり、時間が長引くこともあるので、余裕を持ったスケジュールをくんでおくといいでしょう。

引っ越しの当日の流れ確認

引っ越し

① 引っ越し業者が来るまでに荷造りなどの準備をする。
② 旧居での引っ越し作業を完了させる。
③ 新居まで移動する。
④ 新居で引っ越しの作業する
引っ越しの大まかな流れを確認すると、この流れで進んでいきます。ハウスクリーニングやエアコンの脱着など引っ越し業者のオプションサービスをお願いしている場合は、これ通りではありません。

引っ越し業者が来るまでに荷造りなどの準備をする

引っ越し

業者の人が来るまでに、引っ越しの当日、済ませておくべきこと

荷造り

引っ越しの業者が来るまでに、必ず大体の荷物は詰めておきましょう。荷造りが終わっていない場合は、少量であれば、業者が手伝ってくれたりするので、問題ないですが、量があまりにも多いと、引っ越しが後日に延期になってしまう場合もあります。後日になると困ると思うので、注意が必要です。

荷物リストの作成

引っ越しの荷物リストを作っておくと、荷物の運搬作業時に確認が楽になります。家具・家電やダンポールがいくつあって、何が入っているかなど細かい情報も書いておくと、後々、楽です。

トラックの停留場所を決める

業者の人が引っ越しの作業中にトラックを止めておく場所の候補をいくつか考えておきましょう。あらかじめ決めておかないと、業者の人もスムーズに停められなくて、困るはず。停める場所も、ゴミ捨て場所や駐車場の出入り口以外のように、ご近所さんに迷惑がかからない場所を選ばなければなりません。候補の場所を複数、考えておけば、作業しやすい場所を業者が選べるのでおすすめです。

近隣の方にご挨拶

必ずしなければならないかと言えば、そうではありませんが、ご近所付き合いがあったなら、お世話になった方や近隣住民の方に最後の挨拶をしておきましょう。引っ越しの搬出作業で、うるさくなる可能性もありますから、最後の挨拶と一緒に引っ越しで「ご迷惑をおかけするかもしれません。すみません。」と断りを入れておくと、なおいいと思います。

旧居で引っ越し作業を完了させる

引っ越し

引っ越し業者が家に到着したら、引っ越し作業が始まります。引っ越し作業中に何をすればよいのでしょうか。

業者に引っ越しの料金を払う

基本的に引っ越し作業を始める前に引っ越し料金を業者に払います。どうして引っ越し前なのかというと、国土交通省が設けた「標準引越し運送約款」で、そう決められているからです。引っ越し当日は「標準引越し運送約款」にのっとり、見積もり時に提示された金額を現金で払います。封筒などに入れて、おつりのいらないようにちょうどの金額を入れておくとスマートでいいでしょう。一部の引っ越し業者では後払いやカード払いもできますが、基本的には現金・前払いだと覚えておいてください。

搬出作業に立ち会う

特別なケースやなにかしらの理由がない限り、引っ越し業者が作業している間、荷物の紛失や破損、積み忘れなどのトラブルを防ぐために、依頼主は作業に立ち会わなければなりません。また作業員から、家具の配置や荷物の確認などの指示があります。もしも自分が立ち会えないときは、親戚や友人など、誰かに代理をお願いします。代理人には荷物のリストと、新居の家具の配置のメモなどを渡してください。

ガスの閉栓の立ち会い

電気・ガス・水道などを止めるためには、1~2週間以上前に電話やインターネットを利用して、手続きをすれば、当日、とくに何もする必要はありません。しかし、ガスの閉栓だけは、立ち会いが必要なケースもあります。立ち会わなければならないか、そうでないかはガス会社によって違いますが、部屋の中に栓があると、ガス会社の人が部屋の鍵を持っていない場合などは、立ち会わなければなりません。もしも引っ越し作業の関係で、立ち会いができないのであれば、管理会社や大家さんにお願いして、代理人として立ち会ってもらってください。

引っ越しで出たゴミなどを捨てる

前日までにごみなどをきれいにしていたとしても、引っ越し作業が終わると、意外とゴミが出てきます。地域のゴミ捨てルールの関係上、ゴミを旧居近くのゴミ捨て場に捨てられてない場合もあります。そんなときどうすればいいのでしょうか?4つ方法があります。

① 新しい家に持って行き、地域のゴミの回収日に出す
② ゴミ処理センターに自分で持って行く
③ 近所の人に頼む
④ 粗大ゴミは引っ越し業者に引き取ってもらう

また併せて旧居の掃除もしておくといいです。掃除は敷金を取り戻すためにとても大事です。できるだけ部屋をきれいにしておけば、敷金が帰ってくる可能性が上がります。

鍵の返却などの退去手続きをする

掃除ができたら、部屋を明け渡します。引っ越し作業と掃除が終わるくらいの時間に来てもらうため、大家さんや管理会社の人には前もって連絡しておきましょう。大家さんか管理会社の人が部屋に来たら、借主立ち会いのもと部屋の汚れや傷の有無を確認し、部屋の鍵を返して、部屋の明け渡しの完了です。

新居まで移動し、引っ越し作業する

引っ越し

新居へは自分で移動します。引っ越し業者はお客さんを乗せて運転するための許可は取っていないので、人が乗ることはできません。新居まで行く方法を事前に考えておきましょう。新居に着いたら、荷物の搬入が始まります。新居ですべきことは荷物の搬入以外にもあります。

ご近所へ挨拶回りに行く

これからお世話になるので、挨拶しておいて、損はないでしょう。また、引っ越し作業でご迷惑がかかることもあるかもしれないので、作業が始まる前に挨拶しておくと、トラブル回避にもつながります。

電気・ガス・水道の開通・開栓をする

電気と水道は、何もしなくても、入居と同時に使用できるようになっているところがほとんどです。ガスだけガス会社の人に開栓してもらい、それに立ち会います。

荷物を新居に搬入する

電気・ガス・水道が使えるようになったら荷物の搬入作業をします。新居での搬入も、立ち会う必要があります。作っておいたリストなどを見ながら、紛失がないか、確認し、業者にどこに運ぶのかを伝えます。

荷ほどきをする

最後は運び込んだ荷物の荷ほどきです。はじめに大きな家電・家具を配置し、よく使うものから荷ほどきするといいです。

まとめ

引っ越し

引っ越しの当日の流れを簡単に説明しました。いかがだったでしょうか。事前に準備しておけば、慌てることなく、引っ越しができると思います。大変な引っ越しを、事前準備で少しでも楽にしてみてください!